テレワークの定着とともに、在宅ワーク環境にこだわる人が増えている。なかでも注目度が高いのが電動昇降デスクだ。ボタンひとつで立ち作業と座り作業を切り替えられるため、体の負担を減らしながら仕事に集中できる。この記事では、電動昇降デスクの選び方と、人気メーカーの特徴を徹底比較する。自分の作業環境にぴったりの一台を見つけてほしい。

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電動昇降デスクとは?手動タイプとの違い
電動昇降デスクは、モーターの力で天板の高さを自動で変えられるデスクのこと。手動タイプと比べると以下のような違いがある。
| 比較項目 | 電動昇降デスク | 手動昇降デスク |
|---|---|---|
| 操作方法 | ボタン操作でスムーズ | ハンドルやレバーを回す |
| 高さ調整の速度 | 数秒で完了 | 30秒〜1分程度 |
| メモリ機能 | あり(多くの製品) | なし |
| 価格帯 | 3万〜10万円程度 | 1万〜3万円程度 |
| 重量 | やや重い(20〜35kg) | 軽め(10〜20kg) |
電動タイプの最大のメリットはメモリ機能で好みの高さをワンタッチで切り替えられること。「座り用」「立ち用」の2つの高さを登録しておけば、姿勢の切り替えがストレスなくできる。
電動昇降デスクの選び方|5つのチェックポイント
1. 天板のサイズを決める
自宅のスペースと作業内容に合わせてサイズを選ぼう。目安は以下のとおり。
- 幅120cm×奥行60cm:モニター1台+キーボード+マウスなら十分
- 幅140cm×奥行70cm:デュアルモニターや資料を広げたい人向け
- 幅160cm以上:複数のデバイスを並べるクリエイター向け
ワンルームの場合は幅100〜120cmのコンパクトモデルが設置しやすい。
2. 昇降範囲をチェックする
座り姿勢では65〜75cm、立ち姿勢では100〜120cm程度が目安。身長に合った昇降範囲があるかを確認しておくことが大事だ。特に身長の低い方は、最低高さが65cm以下になるモデルを選ぶと座り作業も快適になる。
3. 耐荷重を確認する
モニター・ノートPC・キーボード・書籍などを載せることを考えると、耐荷重70kg以上あると安心。デュアルモニター環境なら100kg以上のモデルが安定する。
4. 静音性をチェックする
在宅勤務でWeb会議中に高さを変えたい場面もある。モーター音が静かなモデルなら、会議中でも気兼ねなく操作できる。50dB以下が目安だ。
5. 付属機能で差がつく
- メモリ機能:高さプリセットを登録できる(3〜4段階が主流)
- 障害物検知:昇降中にモノに当たると自動停止する安全機能
- USBポート:コントローラーにUSB-A/USB-Cポートが付いているモデルも
- ケーブルトレー:配線をすっきり収納できる
- キャスター対応:模様替えや掃除のとき移動しやすい

人気メーカー別の特徴を比較
FlexiSpot(フレキシスポット)
電動昇降デスクの代名詞とも言えるメーカー。ラインナップが豊富で、エントリーモデルからハイエンドまで幅広く揃っているのが特徴だ。
- E7H:耐荷重160kgの高耐久モデル。ケーブルトレー標準装備、USBハブ付きコントローラー搭載。昇降範囲が広く、身長の低い方にも使いやすい
- E7 Click:組み立てが約10分で完了する新モデル。電動工具不要のクリックロック機構を採用しており、組み立てのハードルが大幅に下がった
- E7 Pro:コの字型フレームで足元がすっきり。ケーブルカバー付きで見た目にもこだわれる
FlexiSpotは公式サイトのセールが頻繁に開催されるため、タイミング次第でかなりお得に購入できる。最新の価格はFlexiSpot公式サイトで確認しよう。
COFO(コフォ)
日本発のブランドで、デザイン性と機能性のバランスが良い。天板の質感や仕上がりの美しさに定評がある。
- COFO Desk Premium:高品質な天板とスムーズな昇降が特徴。サイズは120cmと140cmから選べる
各メディアのレビューでも高評価を得ており、インテリアにこだわりたい人に向いている。
IKEA(イケア)
IKEAの「BEKANT」シリーズは、シンプルなデザインで部屋に馴染みやすいのが魅力。IKEAの店舗で実物を確認できるのもメリットだ。ただし、メモリ機能は搭載されていないモデルが多い点には注意が必要。
サンワダイレクト
オフィス用品の老舗メーカーが展開する電動昇降デスク。日本のオフィス環境に最適化されたサイズ感と、充実したサポート体制が強み。コスパ重視の人にもおすすめだ。

電動昇降デスクの組み立て・設置の注意点
重量があるので2人作業が安心
電動昇降デスクはフレームだけで20kg以上あることが多い。天板と合わせると30〜40kgになるため、組み立ては2人で行うのが安心。一人暮らしの場合は、組み立てサービスの有無もチェックしておこう。
床へのダメージ対策
重量があるため、フローリングに直置きすると傷が付くことがある。脚部分にフェルトパッドやデスクマットを敷いて保護するのがおすすめだ。
コンセントの位置を確認する
電動昇降デスクは電源が必要。設置予定場所のコンセントの位置を確認しておこう。電源ケーブルの長さが足りない場合は延長コードを用意する必要がある。
電動昇降デスクを最大限活用するコツ
- メモリ機能で「座り用」「立ち用」の高さを登録しておく
- 30〜45分ごとに座り・立ちを切り替える習慣をつける
- モニターアームを併用して、立ち姿勢でもモニター位置を最適化する
- 疲労軽減マットを足元に敷いて、立ち作業の快適性をアップさせる
- ケーブルトレーや配線クリップで、昇降時にケーブルが引っかからないようにする
電動昇降デスクに関するよくある質問(Q&A)
Q. 電動昇降デスクの寿命はどのくらい?
A. 一般的に、モーターの耐久性は1万回以上の昇降に耐えられる設計になっている。1日10回昇降しても約3年以上は持つ計算だ。メーカーによっては5年〜10年の保証が付いている製品もある。
Q. 電気代はどのくらいかかる?
A. 電動昇降デスクの消費電力は昇降時のみで、待機電力はごくわずか。1日に何度昇降しても電気代は月数十円程度なので、ほぼ気にならないレベルだ。
Q. 天板だけ別で購入して組み合わせられる?
A. FlexiSpotなど多くのメーカーはフレームのみの販売もしている。好みの天板をホームセンターなどで調達して取り付けることも可能だ。天板のサイズと厚みがフレームに対応しているか確認しよう。

電動昇降デスクを導入する前に確認すること
設置場所のスペースを計測する
電動昇降デスクは一般的なデスクよりもフレームが大きく、奥行きも必要になることが多い。購入前に設置予定場所の幅・奥行き・高さを正確に測っておくことが大切だ。特に壁際に設置する場合は、昇降時にモニターや配線が壁に当たらないか確認しよう。
搬入経路も確認しておく
天板とフレームは梱包状態だとかなり大きくて重い。玄関・廊下・部屋の入口を通れるか事前に確認しておこう。マンションの場合はエレベーターに入るかどうかもチェックポイントだ。
返品・保証条件を確認する
電動昇降デスクは高額な買い物なので、メーカーの保証期間や返品条件は事前に確認しておきたい。FlexiSpotは5年保証、一部メーカーは10年保証を設けている。保証期間内にモーターが故障した場合の対応も把握しておくと安心だ。
電動昇降デスクの活用シーン
午前中は座り作業、午後は立ち作業に切り替え
多くのテレワーカーが実践しているのが、午前と午後で作業姿勢を変えるパターン。午前中は座って集中作業を行い、食後の眠気が出やすい午後に立ち作業に切り替える。昼食後の眠気対策としてかなり効果的だ。
Web会議中は立ち姿勢にする
立った状態でWeb会議に参加すると、声の通りが良くなり、プレゼンテーションにも自然と力が入る。画面越しでも堂々とした印象を与えやすくなるので、重要な会議の際に試してみるのもおすすめだ。
ちょっとした気分転換に
集中力が切れたときにボタンひとつで立ち作業に切り替えるだけで、気分がリフレッシュされる。わざわざ席を離れなくても姿勢を変えるだけで脳がリセットされる感覚がある。

まとめ|電動昇降デスクでテレワーク環境をアップグレードしよう
電動昇降デスクの選び方と人気メーカーの特徴を比較してきた。電動昇降デスクは初期投資こそ必要だが、毎日の健康と生産性を支えてくれるテレワークの相棒になる。最後にポイントをおさらいしよう。
- 天板サイズ・昇降範囲・耐荷重・静音性・付属機能の5点をチェック
- FlexiSpotはラインナップ豊富でコスパに優れる
- COFOはデザイン性と品質の高さが魅力
- 組み立ては2人作業がおすすめ、床の保護も忘れずに
- 立ち・座りの切り替え習慣で健康と生産性を両立できる
テレワーク環境への投資としてコスパの高い電動昇降デスク。座りっぱなしの毎日から抜け出して、体にも仕事にも良い「立ち・座りの切り替え習慣」を手に入れよう。電動昇降デスクは一度導入すれば何年も使える耐久性のある製品が多いので、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れた投資だ。自分のワークスタイルに合った一台を見つけて、快適な在宅勤務を実現しよう。
参考:FlexiSpot公式サイト|家電批評 – 電動昇降デスクおすすめ比較|サンワダイレクト – スタンディングデスクの選び方
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