テレワークで長時間座っていると、足がむくんだり、だるくなったり、冷えを感じたりすることがある。そんなときに活躍するのがフットレスト(足置き台)だ。デスク下に置くだけで足の位置が安定し、血行促進や姿勢の改善にもつながる。意外と知られていないが、足元の快適さは仕事全体のパフォーマンスに影響する。この記事では、テレワークに最適なフットレストの選び方と、タイプ別の特徴を徹底解説していく。

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フットレストが必要な理由
椅子の高さが合っていないと足に負担がかかる
デスクワークでは、椅子の座面高を「肘が90度になる高さ」に合わせるのが基本。しかし、その高さに設定すると足裏が床にしっかり着かないことがある。特に身長の低い方や、座面が高めのオフィスチェアを使っている場合に起きやすい。
足が浮いた状態が続くと、太もも裏が圧迫されて血行が悪くなり、むくみ・冷え・腰痛の原因になることがある。フットレストで足を適切な高さに置くことで、この問題を解消できる。
正しい座り姿勢を維持するサポート
フットレストに足を載せると、膝が90度に曲がった正しい座り姿勢を維持しやすくなる。骨盤が安定して腰への負担が軽減されるため、長時間のデスクワークでも疲れにくくなる。
足の運動不足を解消するきっかけに
揺れるタイプのフットレストを使えば、座ったままでも足首を動かしたり、かかとの上げ下げをしたりできる。ちょっとした「ながら運動」になり、血行促進やむくみ防止に役立つ。

フットレストの種類と特徴
ハードタイプ(プラスチック・金属製)
角度調整ができるプラスチック製や金属製のフットレスト。しっかりとした踏み心地で安定感があるのが特徴。角度を段階的に調整できるモデルが多く、好みの傾斜を設定できる。エレコムやサンワサプライなどのメーカーから多数販売されている。
クッションタイプ
低反発ウレタンやメモリーフォームを使ったソフトな踏み心地のフットレスト。足裏への当たりがやわらかく、リラックスした使用感が得られる。丸洗い可能なカバー付きのモデルもあり、清潔に保ちやすい。在宅勤務でリラックスしながら作業したい人に向いている。
ロッキングタイプ(揺れるタイプ)
前後にゆらゆら揺れる構造のフットレスト。座ったままでも足首や足裏を動かせるため、血行促進に効果的。ちょっとした足のストレッチ代わりになるので、運動不足が気になるテレワーカーにおすすめだ。
ハンモックタイプ
デスクの下にハンモックのように吊るして足を乗せるタイプ。足を伸ばしてリラックスできるのが特徴。ただし姿勢矯正の効果はハードタイプやクッションタイプに比べると控えめだ。
電動マッサージ機能付きタイプ
フットレストにマッサージ機能が搭載されたタイプ。足裏のツボを刺激してくれるため、疲労回復とリラックス効果が得られる。価格はやや高めだが、足の疲れがたまりやすい人にとっては嬉しい機能だ。ヒーター機能付きのモデルもあり、冬場の冷え対策にも活用できる。
傾斜固定タイプ
角度が固定されたシンプルなフットレスト。構造がシンプルなぶん壊れにくく、価格も手頃なのが魅力。角度調整はできないが、デスクの高さと椅子の高さが決まっている場合は十分に使える。オフィスに1つ置いておくのにも適している。
テレワーク向けフットレストの選び方
ポイント1:高さ・角度の調整機能
自分の体型や椅子の高さに合わせて調整できるかが重要。角度が6段階以上調整できるモデルなら、細かくフィット感を追求できる。無段階調整ができるタイプもある。
ポイント2:サイズ感
デスク下のスペースに収まるか確認しよう。幅40cm×奥行き30cm程度が一般的なサイズ。大きすぎると足を組み替えたときに邪魔になることがあるので、コンパクトなモデルを選ぶのも手だ。
ポイント3:滑り止めの有無
フローリングの上で使うと滑りやすいため、底面に滑り止めゴムやシリコンパッドが付いているモデルを選ぼう。フットレストが動くたびに位置を直すのはかなりストレスになる。
ポイント4:手入れのしやすさ
クッションタイプはカバーが洗えるか、ハードタイプは表面が拭きやすいかをチェック。抗菌・防臭加工されているモデルだと、長く清潔に使える。
テレワークに特化した選び方としては、「角度調整+滑り止め+コンパクト」の3点を押さえておけば失敗しにくい。血行促進も意識するならロッキングタイプが特におすすめだ。

フットレストの正しい使い方
足裏全体をしっかり載せる
つま先だけを載せるのではなく、足裏全体がフットレストに接する高さと角度に調整しよう。太ももの裏側に過度な圧迫がかからない状態がベストだ。
膝の角度を90度前後に保つ
フットレストの高さは、膝が90度に曲がった状態を基準に調整する。膝が鋭角になりすぎると太ももの圧迫が増え、鈍角すぎると姿勢が崩れやすくなる。
定期的に足の位置を変える
同じ姿勢を長時間続けないことが大切。30分〜1時間ごとにフットレストの角度を変えたり、足の組み方を変えたりして、血行を促進しよう。
フットレストに関するよくある質問(Q&A)
Q. フットレストは立ち作業のときも使える?
A. スタンディングデスクで立ち作業をするときに、片足をフットレストに載せると腰への負担を分散できる。立ち仕事用の専用フットレスト(バー型)もある。
Q. フットレストとオットマン(足載せ台)の違いは?
A. オットマンは主に椅子の前に置いて足を伸ばしてリラックスするためのもの。フットレストはデスク下に置いて姿勢を整えるためのもので、目的と使い方が異なる。テレワーク中の姿勢改善にはフットレストの方が適している。
Q. 100円ショップのフットレスト代用品でも大丈夫?
A. 段ボールや雑誌の束を足元に置いて代用することも可能だが、角度調整ができなかったり滑りやすかったりする。長く使うなら専用のフットレストを購入した方が快適さが段違いだ。2,000〜5,000円程度で十分な製品が手に入る。
Q. フットレストは腰痛に効果がある?
A. フットレストで足の位置を適切に保つことで骨盤が安定し、腰への負担が軽減される。ただし、フットレストだけで腰痛が解消するわけではないので、椅子の選び方や座り姿勢の改善と合わせて取り組むのが効果的だ。

フットレスト導入のビフォーアフター|実際に何が変わる?
足のむくみが軽減される
フットレストで足の位置を安定させると、太もも裏の圧迫が減って血液の流れがスムーズになる。特に夕方になると足がパンパンにむくむという人は、フットレストを使うだけで夕方の足の重さが和らぐのを実感しやすい。むくみ対策ソックスと併用するとさらに効果的だ。
腰痛が和らぐケースが多い
足が宙に浮いた状態だと、骨盤が後傾して腰椎への負担が増す。フットレストで足をしっかり支えることで骨盤が安定し、腰への負荷が分散される。もちろんフットレストだけで腰痛が完治するわけではないが、椅子の見直しと合わせて取り入れることで改善を実感する人は多い。
集中力が持続しやすくなる
足元が不安定だと無意識に姿勢を修正しようとして、エネルギーを消耗してしまう。フットレストで足元が安定すると、余計な体力消耗がなくなり、結果として作業への集中力が持続しやすくなる。地味だけど効果を感じやすいポイントだ。
フットレストと一緒に使いたいアイテム
疲労軽減マット
スタンディングデスクで立ち作業をする場合は、フットレストの代わりに疲労軽減マットを足元に敷くと足裏への負担が減る。座りと立ちの両方で足元の快適さを追求するなら、両方用意しておくのがベストだ。
着圧ソックス
デスクワーク中に着圧ソックスを履くと、むくみ防止効果がさらにアップする。フットレスト+着圧ソックスの組み合わせは、足のむくみに悩む在宅ワーカーに特におすすめの対策だ。
フロアクッション
フットレストの下にフロアクッションを敷くと、足裏の当たりがさらにやわらかくなる。特にハードタイプのフットレストを使う場合は、クッションを追加すると快適さが増す。

まとめ|フットレストで足元から快適なテレワーク環境を
テレワーク向けフットレストの選び方とタイプ別の特徴を解説してきた。ポイントを整理しよう。
- フットレストはむくみ・冷え・腰痛の軽減に効果的なデスクワークの必需品
- ハードタイプ・クッションタイプ・ロッキングタイプなど種類が豊富
- 血行促進を意識するならロッキングタイプがおすすめ
- 角度調整・滑り止め・コンパクトさの3点を基準に選ぶ
- 2,000〜5,000円程度で手に入るコスパの良いアイテム
足元の快適さは、デスクワーク全体の疲労感に大きく影響する。椅子やデスクに比べて見落とされがちなアイテムだが、フットレストを導入するだけで足のむくみ・腰痛・冷えが改善されたという声は多い。2,000〜5,000円程度で手に入る手軽なアイテムなので、まだフットレストを使っていない人はぜひ導入を検討してみてほしい。
参考:サンワダイレクト – フットレストの効果と選び方|マイベスト – フットレストおすすめ|MONOQLO – フットレスト比較
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