「Chatworkを始めることになったけど、使い方がよくわからない…」という方も安心してください。Chatworkは日本発のビジネスチャットツールで、日本語の操作画面と直感的なインターフェースが特徴です。
Chatworkは、チャット・タスク管理・ファイル共有・ビデオ通話の4つの機能を備えた国産のビジネスコミュニケーションツールです。日本の商習慣に合わせた設計がされており、ITに詳しくない方でもすぐに使い始めることができます。
この記事では、Chatworkのアカウント作成から基本的なチャットの使い方、タスク管理機能まで、初心者が最初に覚えるべきことを丁寧に解説します。

Chatworkを始めるための準備
アカウントを作成する
Chatworkのアカウント作成は無料で行えます。他のチャットツールとの比較は以下の記事も参考になります。以下の手順で進めましょう。

- Chatwork公式サイト(www.chatwork.com・サイト終了)にアクセスする
- 「新規登録」をクリックする
- メールアドレスを入力して「次へ進む」をクリックする
- 届いた確認メールのリンクをクリックする
- 名前、パスワードなどの基本情報を入力する
- アカウント作成完了
会社でChatworkを導入している場合は、管理者から招待リンクが届くケースもあります。その場合はリンクをクリックして、組織のワークスペースに参加します。
アプリをインストールする
Chatworkはブラウザでも利用できますが、デスクトップアプリやモバイルアプリをインストールしておくと、通知を見逃しにくくなります。
- PC:Chatworkのダウンロードページ(www.chatwork.com・サイト終了)からデスクトップアプリをインストール
- スマートフォン:App Store(iPhone)またはGoogle Play Store(Android)から「Chatwork」をインストール
プロフィールを設定する
プロフィール写真と表示名は最初に必ず設定しましょう。チャットでは常にアイコンと名前が表示されるため、誰の発言かがすぐわかるように設定しておくことが大切です。
プロフィールの「自己紹介」欄に部署名や担当業務を書いておくと、社外の相手にも自分のことが伝わりやすくなります。
Chatworkの画面構成を理解しよう
Chatworkの画面は、大きく3つのエリアに分かれています。
| エリア | 位置 | 内容 |
|---|---|---|
| チャット一覧 | 左側 | 参加しているグループチャットやDMの一覧 |
| メッセージエリア | 中央 | 選択したチャットのメッセージが表示される |
| タスク・情報エリア | 右側 | タスク一覧やチャットの概要・メンバー情報 |
Chatworkのチャットには以下の3種類があります。
- マイチャット:自分だけが見られるメモ帳のようなスペース
- ダイレクトチャット:1対1のやり取り
- グループチャット:複数人でのやり取り(部署、プロジェクト、取引先など)
メッセージの送り方
基本的なメッセージの送信
- 左側のチャット一覧から、メッセージを送りたいチャットを選択する
- 画面下部のメッセージ入力欄にテキストを入力する
- 「送信」ボタンをクリックする(またはEnterキーを押す)
メッセージの装飾
Chatworkではメッセージに簡単な装飾が使えます。
- [info]〜[/info]:情報ボックスで囲む(重要な連絡を目立たせるとき)
- [title]〜[/title]:情報ボックスにタイトルをつける
- [code]〜[/code]:コードブロック(プログラムやURLを見やすく表示)
- [hr]:区切り線を挿入する
例えば、以下のように使います。
[info][title]お知らせ[/title]本文[/info]の形式で書くと、タイトル付きの情報ボックスが表示されます。重要な連絡にはこの形式を使うと、他のメッセージに埋もれにくくなります。
TO機能(メンション)
Chatworkで特定の人に向けてメッセージを送るには、TO機能を使います。メッセージ入力欄の「TO」ボタンをクリックして相手を選択すると、相手に通知が届きます。
グループチャットでTOを使わずにメッセージを送ると、他のメンバーは通常の通知しか受け取らず、見落とされる可能性があります。返信や確認を求めるメッセージには必ずTOを付けましょう。
引用機能
過去のメッセージに対して返信したいときは、引用機能が便利です。引用したいメッセージにカーソルを合わせて「引用」をクリックすると、元のメッセージが引用された状態で入力欄に挿入されます。文脈がはっきりするので、会話の流れを追いやすくなります。


グループチャットの作成と管理
グループチャットを作成する
- 左上の「+」ボタンをクリックする
- 「グループチャットを新規作成」を選択する
- チャット名、アイコン、概要を設定する
- メンバーを追加する
- 「作成する」をクリックする
グループチャットの命名ルール
グループチャットの名前は、ひと目で内容がわかるように付けるのがポイントです。以下のような命名規則を決めておくと、チャットが増えても管理しやすくなります。
- 【部署名】話題:例「【営業部】週次報告」
- 【プロジェクト名】話題:例「【新商品開発】進捗共有」
- 【社名】話題:例「【○○株式会社】案件相談」
メンバーの追加と削除
グループチャットの管理者は、いつでもメンバーの追加・削除が可能です。チャット名をクリックして設定画面を開き、「メンバーの追加」または「メンバーの削除」から操作します。
タスク管理機能の使い方
Chatworkのタスク機能とは
Chatworkの大きな特徴の一つが、チャットに紐づいたタスク管理機能です。チャットの中で「これやっておいてください」という依頼があったとき、その場でタスクとして登録できます。
タスクを追加する
- 画面右側の「タスク追加」をクリックする
- タスクの内容を入力する
- 担当者を選択する
- 期限を設定する(任意)
- 「タスクを追加」をクリックする
メッセージから直接タスクを作成することも可能です。メッセージにカーソルを合わせて「タスク」をクリックすると、そのメッセージの内容がタスクの説明として自動入力されます。
タスクの確認と完了
自分に割り当てられたタスクは、画面右側のタスク一覧で確認できます。タスクが完了したら「完了」ボタンをクリックするだけです。完了すると、タスクを依頼した人に通知が届きます。
Chatworkのタスク機能は、あくまでシンプルなタスク管理向けです。複雑なプロジェクト管理には、Trello、Asana、Notionなどの専用ツールとの併用を検討しましょう。


ファイル共有とビデオ通話
ファイルを共有する
メッセージ入力欄のクリップアイコンをクリックして、共有したいファイルを選択します。ドラッグ&ドロップでの共有にも対応しています。画像、PDF、Officeファイルなどさまざまな形式のファイルを共有できます。
なお、無料プランではストレージに5GBの制限があります。大容量のファイルを頻繁に共有する場合は、GoogleドライブやDropboxのリンクを共有する方法も検討しましょう。
ビデオ通話・音声通話
Chatworkにはビデオ通話と音声通話の機能が搭載されています。チャット画面上部のカメラアイコンをクリックするだけで、すぐに通話を開始できます。
- 無料プラン:1対1の通話のみ対応
- 有料プラン:最大14人までのグループ通話に対応
ただし、Chatworkの通話機能はZoomやGoogle Meetほど高機能ではありません。長時間の会議や大人数の会議には、専用のWeb会議ツールとの併用がおすすめです。
Chatworkを効率的に使うためのコツ
マイチャットを活用する
「マイチャット」は自分だけが見られるメモスペースです。以下のような使い方がおすすめです。
- よく使うURLやテンプレート文をストックしておく
- 会議のメモや一時的なメモを残す
- 他のチャットに送る前のメッセージの下書き
チャットのピン留め
よく使うチャットはピン留めしておくと、一覧の上部に固定表示されます。チャット名を右クリックして「ピン留め」を選択するだけです。
概要欄を活用する
グループチャットの「概要」欄には、チャットのルールや参考リンクなどを書いておけます。チャットに参加したメンバーが最初に確認できるため、グループのルール説明や重要URLの共有に活用しましょう。
Chatworkの使い方に関するQ&A
Q. Chatworkは無料で使えますか?
A. はい、Chatworkには無料プラン(フリープラン)があります。グループチャットへの参加、1対1の通話、タスク管理、ファイル共有(5GBまで)などの基本機能を無料で利用可能です。ただし、無料プランでは参加できるグループチャット数やメッセージの閲覧期限に制限があるため、業務で本格的に使う場合は有料プラン(ビジネスプラン:月額700円/ユーザー〜)を検討しましょう。
Q. ChatworkとSlackはどちらがいいですか?
A. どちらも優秀なツールですが、選ぶポイントは異なります。Chatworkは日本語のUI・タスク管理機能・シンプルな操作性が強みで、ITに詳しくないメンバーが多いチームに向いています。Slackは外部ツール連携・検索機能・カスタマイズ性に優れ、エンジニアチームやIT企業で人気があります。チームの特性に合わせて選ぶのがベストです。
Q. Chatworkで送ったメッセージを編集・削除できますか?
A. はい、自分が送ったメッセージは編集・削除が可能です。メッセージにカーソルを合わせて「編集」または「削除」を選択します。ただし、管理者の設定によっては編集や削除が制限されている場合もあります。また、相手がすでにメッセージを読んでいる可能性がある点には注意が必要です。
Q. 社外の取引先ともChatworkでやり取りできますか?
A. はい、Chatworkの大きな強みの一つが、社外の人とも簡単にやり取りできる点です。相手がChatworkのアカウントを持っていれば、コンタクト申請を送ってつながることができます。グループチャットに社外のメンバーを追加することも可能で、取引先とのコミュニケーションに広く活用されています。
Q. Chatworkのセキュリティは大丈夫ですか?
A. Chatworkは、通信の暗号化(SSL/TLS)、データの暗号化保存、IPアドレス制限、2段階認証など、ビジネスに必要なセキュリティ対策が施されています。また、国内のデータセンターでデータが管理されているため、海外にデータを置くことに抵抗がある企業にも選ばれています。Chatworkのセキュリティページで詳細を確認できます。 以下の記事もあわせてチェックしてみてください。






