テレワークが定着する中で「ちょっとした書類を印刷したいけど、自宅にプリンターがない」「会社と同じように印刷できる環境がほしい」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、在宅勤務に適したプリンターの選び方から、コスパ・機能・設置スペースで比較したおすすめモデル、さらにプリンターなしで乗り切る方法まで幅広く紹介します。自分の働き方に合った最適な印刷環境を見つけましょう。

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テレワークでプリンターが必要になるシーン
完全ペーパーレスが理想とはいえ、実際にはまだ紙が必要になる場面は存在します。
- 契約書や申請書の印刷:電子化が進んでも、取引先によっては紙での提出を求められることがある
- 会議資料の印刷:手元に紙の資料があった方が頭に入りやすいという方も多い
- 経費精算の領収書コピー:原本とコピーの両方が必要なケースがある
- 書類のスキャン:紙の書類をPDF化して共有する際に、スキャン機能付きのプリンターが活躍する
- プレゼン資料のチェック:画面上では気づかない誤字や体裁の崩れを、紙に印刷して確認する方法は今でも有効
印刷の頻度やボリュームは人それぞれです。まずは自分がどのくらいの頻度で印刷するかを把握してから、プリンターの購入やサービスの利用を検討しましょう。
在宅勤務向けプリンターの選び方
テレワーク用のプリンターを選ぶときは、以下のポイントを確認しましょう。
1. インクジェットかレーザーか
印刷頻度が少なめならインクジェット、大量に印刷するならレーザーが基本的な選び方です。
| 項目 | インクジェット | レーザー |
|---|---|---|
| 本体価格 | 1万~3万円台が主流 | 2万~5万円台が主流 |
| 印刷コスト | 1枚あたりやや高め | 1枚あたり安い |
| 印刷速度 | やや遅い | 速い |
| 写真印刷 | 得意 | 苦手 |
| サイズ | コンパクト | やや大きい |
| 消費電力 | 少なめ | やや多い |
テレワーク用途であれば、コンパクトで価格も手頃なインクジェット複合機がバランスがよくおすすめです。スキャナー・コピー機能も一体型で使えるため、1台で幅広い業務に対応できます。
2. Wi-Fi対応かどうか
在宅勤務では、PCだけでなくスマートフォンやタブレットからも印刷する場面があります。Wi-Fi対応のプリンターなら、USBケーブルで接続する手間がなく、どの端末からでもワイヤレスで印刷できて便利です。設置場所もPCの近くに限定されないため、デスク周りをすっきりさせることもできます。
3. 設置スペース
自宅のデスク周りはオフィスほど広くないケースがほとんどです。コンパクトなモデルを選べば、限られたスペースでも置き場所に困りません。A4対応の複合機でも、幅40cm以下のモデルが増えています。棚やラックの上に設置できるか、事前にサイズを確認しておきましょう。
4. ランニングコスト
本体価格が安くても、インク代が高いと結果的にコストがかさみます。エコタンク・大容量インクカートリッジ対応のモデルはインク代を大幅に抑えられるため、印刷頻度が高い方におすすめです。純正インクと互換インクの価格差も調べておくと参考になります。
5. 自動両面印刷の有無
用紙の節約と見た目のプロフェッショナルさを考えると、自動両面印刷機能は欲しい機能です。手動で裏返して印刷する手間がなくなるため、大量の資料を印刷するときに特に便利です。

テレワークにおすすめのプリンターモデル
記事執筆時点で評価の高いテレワーク向けプリンターを紹介します。最新の価格や在庫状況は各メーカーの公式サイトでご確認ください。
ブラザー DCP-J529N
テレワーク用途で評価の高いコンパクトモデルです。A4カラー印刷・コピー・スキャン機能を搭載し、自動両面印刷にも対応しています。Wi-Fi接続でスマホからの印刷も可能。インクカートリッジは個別交換式で、なくなった色だけ交換できるのでムダが少ないのが魅力です。本体サイズもコンパクトで、限られたスペースにも設置しやすくなっています。
キヤノン PIXUS XK140
写真も文書もバランスよくこなせるキヤノンの複合機です。5色ハイブリッドインクを採用し、文書の文字はくっきり、写真はなめらかに仕上がります。コンパクトなボディで設置場所を選ばず、Wi-Fi・USB両対応なので接続方法も柔軟です。操作パネルのタッチスクリーンも見やすく、直感的に使えます。
エプソン エコタンクシリーズ
インクのランニングコストを重視する方には、エプソンのエコタンクシリーズがおすすめです。ボトル式のインクを補充するタイプで、インクコストは従来のカートリッジ式と比べて大幅に抑えられます。本体価格はやや高めですが、印刷枚数が多い方はすぐに元が取れます。最新のモデル情報と価格は公式サイトで確認してください。
プリンター選びは「印刷頻度×設置スペース×インクコスト」の3つで絞ると失敗しにくい。
プリンターなしで印刷する方法
印刷頻度が月に数回程度なら、プリンターを購入せずに対応する手段もあります。
コンビニプリント
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどのコンビニに設置されているマルチコピー機で、USBメモリやスマホアプリ経由で文書や写真を印刷できます。A4モノクロで1枚20円前後、カラーで1枚60円前後が目安です。24時間利用できるのも大きなメリットです。
ネットプリントサービス
富士フイルムの「ネットプリント」やセブンイレブンの「かんたんnetprint」など、インターネット経由でデータを送信し、コンビニで受け取れるサービスがあります。自宅から操作して、最寄りのコンビニで印刷物をピックアップするだけなので手軽です。スマートフォンアプリから直接操作できるものもあり、PCがなくても利用可能です。
コワーキングスペースの複合機を使う
コワーキングスペースの中には、複合機やプリンターが自由に使える施設もあります。定期的にコワーキングスペースを利用している方は、印刷もそこで済ませるのが効率的です。大判印刷や製本ができる施設もあります。

テレワークの印刷コストを抑えるコツ
プリンターを導入した後も、印刷コストを意識して運用することが大切です。
- 両面印刷を活用する:用紙の使用量を半分に抑えられる
- モノクロ印刷をデフォルトにする:カラーインクの消費を最小限に
- 下書きモードで印刷する:確認用の印刷はドラフトモードでインクを節約
- 互換インクを検討する:純正インクより安価だが、品質や保証に注意が必要
- そもそも印刷を減らす:PDFでの共有、電子署名の活用、タブレットでの閲覧を推進する
- 印刷前にプレビューで確認する:ミスプリントを防ぐことで用紙とインクの無駄遣いを減らせる
テレワーク用プリンターの設定・トラブル対策
プリンターを購入したら、快適に使い続けるための設定とメンテナンスも大切です。
初期設定のポイント
Wi-Fi接続の設定は、プリンター本体の操作パネルからSSIDとパスワードを入力するだけで完了するモデルがほとんどです。WPS(Wi-Fi Protected Setup)対応のルーターなら、ボタンを押すだけで接続できるのでさらに簡単です。
よくあるトラブルと対処法
- Wi-Fiが不安定で印刷が途切れる:プリンターをルーターの近くに設置するか、5GHzと2.4GHzの帯域を切り替えてみる
- インクの目詰まり:定期的にクリーニング機能を実行する。長期間使わない場合は月に1回程度のテスト印刷を推奨
- 印刷結果がかすれる:インク残量の確認とヘッドクリーニングを実施
テレワーク用プリンターに関するQ&A
Q1. テレワーク用プリンターの購入費用は会社に請求できる?
会社の就業規則やテレワーク手当の制度によります。テレワーク用の備品として会社が購入費用を負担してくれるケース、テレワーク手当に含まれるケースなど対応はさまざまです。まずは総務や人事に確認してみましょう。
Q2. レーザープリンターは自宅で使っても問題ない?
レーザープリンターは印刷時にトナーの微粒子が発生するため、換気が不十分な部屋での長時間使用には注意が必要です。在宅用であれば、インクジェットの方が安心して使えます。
Q3. スマホから印刷する方法は?
Wi-Fi対応のプリンターであれば、各メーカーの専用アプリ(Canon PRINT、Epson iPrint、Brother iPrint&Scanなど)をスマホにインストールすることで簡単に印刷できます。AirPrint(iOS)やMopria(Android)に対応していれば、アプリ不要で直接印刷も可能です。
Q4. A3サイズの印刷が必要な場合は?
A3対応のプリンターは本体サイズが大きくなるため、在宅用としてはややオーバースペックです。A3印刷が必要な場面は、コンビニや印刷サービスを利用するのがコスト的にも合理的です。

まとめ
テレワークでの印刷環境は、自分の印刷頻度と用途に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。毎日のように印刷するならコスパの良いプリンターを購入する価値がありますし、月に数回程度ならコンビニプリントで十分対応できます。
プリンターを購入する場合は、インクジェット複合機でWi-Fi対応・コンパクトなモデルを選べば、テレワークの大半のニーズをカバーできます。ランニングコストが気になる方はエコタンクモデルも検討してみてください。快適な印刷環境を整えて、在宅勤務の生産性を高めていきましょう。
参考:日本HP テレワーク向けプリンター特集、ブラザー インクジェットプリンター、エプソン エコタンクシリーズ
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