「リモートワークできる仕事って、結局どんな職種があるの?」と疑問に思っていませんか。テレワークが普及したとはいえ、すべての仕事がリモートで完結するわけではありません。
リモートワークできる仕事は「パソコンとインターネットがあれば完結する仕事」が基本です。逆に言えば、物理的な場所に縛られる仕事(接客、製造、医療など)はリモート化が難しいのが現状です。
この記事では、リモートワーク可能な仕事をジャンル別に一覧で紹介します。それぞれの仕事の特徴、年収の目安、未経験からの始め方まで解説するので、「リモートワークできる仕事に就きたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。

IT・Web系のリモートワーク可能な仕事
リモートワークとの相性が最も良いのがIT・Web系の職種です。パソコンとインターネット環境さえあれば、場所を選ばず仕事ができます。始め方の全体像は以下の記事でまとめています。

Webエンジニア・プログラマー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 仕事内容 | Webサイトやアプリの開発・保守 |
| 年収目安 | 400万〜800万円(フリーランスはさらに上も) |
| リモート率 | 非常に高い |
| 未経験からの難易度 | 高い(独学またはスクールで半年〜1年) |
フルリモートの求人が最も多いのがWebエンジニアです。フロントエンド、バックエンド、フルスタックと専門分野が分かれますが、どの領域でもリモートワークが主流になっています。フリーランスとして独立すれば年収1,000万円以上を狙うことも可能です。
Webデザイナー
Webサイトやアプリのデザインを担当する仕事です。Figma、Adobe XDなどのデザインツールとオンライン会議ツールがあれば完結するため、リモートワークとの相性は抜群です。年収は350万〜600万円程度が目安ですが、UI/UXデザインのスキルがあれば年収700万円以上も狙えます。
Webマーケター
SEO、広告運用、SNS運用、コンテンツマーケティングなど、Webを活用したマーケティング全般を担当します。データ分析やレポート作成が中心の業務なので、リモートワークしやすい仕事です。年収は400万〜700万円が目安です。


データサイエンティスト・データアナリスト
ビッグデータの分析やAI・機械学習モデルの構築を行う仕事です。高度な専門スキルが求められますが、年収は500万〜1,000万円以上と高水準。リモートワークが一般的で、需要も急増しています。
インフラエンジニア・クラウドエンジニア
サーバーやネットワークの構築・運用を担当します。クラウド化の進展によりリモートで作業できる範囲が広がり、フルリモートの求人が増えています。AWS、Azure、GCPなどのクラウド資格があると転職に有利です。
クリエイティブ系のリモートワーク可能な仕事
Webライター・編集者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 仕事内容 | Webメディアの記事執筆・編集 |
| 年収目安 | 250万〜500万円(実力による差が大きい) |
| リモート率 | 非常に高い |
| 未経験からの難易度 | 低め(ただし単価を上げるのは大変) |
Webライターはリモートワークの入門として人気の仕事です。未経験からでも始めやすい反面、最初は文字単価が低く稼ぎにくいのがネックです。専門分野(医療、金融、ITなど)を持つと単価が上がりやすくなります。
動画編集者
YouTube動画や企業のプロモーション動画の編集を行う仕事です。Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの編集ソフトが使えれば、完全にリモートで作業できます。年収は300万〜600万円程度です。
グラフィックデザイナー・イラストレーター
ロゴ、バナー、チラシ、イラストなどのデザインを制作する仕事です。クライアントとのやり取りはオンラインで完結できるため、フリーランスとしてリモートで活躍する人が多い職種です。
ビジネス・事務系のリモートワーク可能な仕事
カスタマーサポート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 仕事内容 | メール・チャット・電話での顧客対応 |
| 年収目安 | 250万〜400万円 |
| リモート率 | 増加傾向 |
| 未経験からの難易度 | 低い(研修制度が充実している企業が多い) |
未経験からフルリモートを目指すなら、カスタマーサポートが最も現実的な選択肢の一つです。クラウドPBXの普及により、自宅でも電話対応ができる環境が整ってきています。
インサイドセールス
電話やWeb会議を使って営業活動を行う仕事です。従来の外回り営業と異なり、オフィスや自宅から営業ができます。SaaS企業を中心にリモートのインサイドセールス求人が増えています。年収は350万〜600万円が目安です。
経理・財務
クラウド会計ソフトの普及により、経理業務のリモート化が進んでいます。freeeやマネーフォワードを使いこなせると、リモート勤務の可能性が広がります。ただし、決算期や税務申告の時期は出社が求められるケースもあります。
人事・採用担当
採用活動のオンライン化が進み、人事・採用担当者もリモートで仕事ができるようになっています。厚生労働省もオンライン採用を推進(www.mhlw.go.jp・サイト終了)しており、面接から入社手続きまでオンラインで完結する企業が増えています。


オンラインアシスタント・秘書
スケジュール管理、メール対応、資料作成、リサーチなどを遠隔でサポートする仕事です。経営者やフリーランスのサポートとして需要が増えています。コミュニケーション力と事務処理能力があれば、未経験からでも始めやすい仕事です。
専門・コンサルティング系のリモートワーク可能な仕事
ITコンサルタント
企業のIT戦略やシステム導入の支援を行う仕事です。高い専門性が求められますが、年収は600万〜1,200万円と高水準。オンライン会議でのコンサルティングが主流になっています。
オンライン講師・コーチ
プログラミング、英語、ビジネススキルなどをオンラインで教える仕事です。文部科学省もオンライン教育を推進しており、市場は拡大傾向にあります。特定の専門分野を持つ方に向いています。
翻訳・通訳
ドキュメントの翻訳やオンライン通訳は完全リモートで対応可能です。英語だけでなく、中国語、韓国語、ベトナム語などの需要も高まっています。
リモートワーク職種の年収比較
| 職種 | 年収目安(正社員) | 未経験からの始めやすさ |
|---|---|---|
| Webエンジニア | 400万〜800万円 | 難しい |
| データサイエンティスト | 500万〜1,000万円 | 非常に難しい |
| ITコンサルタント | 600万〜1,200万円 | 非常に難しい |
| Webマーケター | 400万〜700万円 | やや難しい |
| Webデザイナー | 350万〜600万円 | やや難しい |
| 動画編集者 | 300万〜600万円 | 普通 |
| Webライター | 250万〜500万円 | 始めやすい |
| インサイドセールス | 350万〜600万円 | 普通 |
| カスタマーサポート | 250万〜400万円 | 始めやすい |
| オンラインアシスタント | 250万〜400万円 | 始めやすい |
年収が高い職種ほど専門スキルが求められ、未経験からの参入は難しい傾向にあります。ただし、カスタマーサポートやWebライターなど始めやすい職種からスタートして、徐々にスキルアップしていく道もあります。
未経験からリモートワークの仕事に就く方法
1. 始めやすい職種から入る
いきなりエンジニアを目指すのはハードルが高いです。まずはカスタマーサポート、Webライター、オンラインアシスタントなど、未経験OKの求人が多い職種からリモートワークの世界に入るのが現実的です。
2. スキルを身につけてからキャリアチェンジする
リモートワーク可能な職種で経験を積みながら、プログラミングやデザインなどのスキルを並行して学ぶ方法もあります。厚生労働省の教育訓練給付制度を活用すれば、スクール費用の一部が補助されるケースもあります。
3. 副業から始めてみる
いきなり転職するのが不安なら、副業としてリモートワークを始めてみるのもおすすめです。クラウドソーシングサイトで小さな案件から受注して、リモートで働く感覚を掴みましょう。 以下の記事もあわせてチェックしてみてください。





- 「簡単に稼げる在宅ワーク」を謳う詐欺案件に注意する
- 業務委託の場合は確定申告が必要になる
- リモートワークでも労働基準法は適用される(雇用契約の場合)
よくある質問(FAQ)
Q. リモートワークできる仕事で最も稼げるのは?
A. 正社員ならITコンサルタントやデータサイエンティスト(年収600万〜1,200万円)が高収入です。フリーランスなら、Webエンジニアで年収1,000万円以上を稼ぐ人もいます。
Q. 文系でもリモートワークできる仕事はありますか?
A. あります。Webライター、カスタマーサポート、オンラインアシスタント、インサイドセールス、人事・採用などは文系出身者が多く活躍しています。
Q. 資格がなくてもリモートワークの仕事に就けますか?
A. 多くの職種で資格は必須ではありません。ただし、エンジニアならプログラミングスキル、デザイナーならポートフォリオなど、実力を示せるものが必要です。
Q. リモートワークの仕事は正社員が少ないですか?
A. 以前は業務委託が中心でしたが、正社員のフルリモート求人も増えています。特にIT系では正社員でフルリモートという働き方が一般的になりつつあります。
Q. リモートワークに向いていない仕事は?
A. 製造業、接客業、医療・介護、建設業など、物理的な場所での作業が必須の仕事はリモート化が難しいです。
Q. 40代・50代でもリモートワークの仕事に就けますか?
A. 専門スキルや経験があれば年齢は大きなハンデになりません。むしろ、管理職経験やマネジメントスキルを活かせるリモートポジションもあります。
Q. 海外在住でもリモートワークの仕事はできますか?
A. 業務委託やフリーランスなら可能なケースが多いです。ただし、正社員の場合は税務や社会保険の関係で「国内在住」が条件になることがほとんどです。
まとめ:リモートワークできる仕事は多岐にわたる
- IT・Web系はフルリモートが最も進んでいる職種群
- カスタマーサポートやインサイドセールスもリモート化が加速
- 未経験者はWebライター、カスタマーサポートなどから始めるのが現実的
- 年収が高い職種ほど専門スキルが求められる
- 副業からリモートワークを体験してみるのもおすすめ
- スキルアップしながら段階的にキャリアチェンジする道もある
リモートワークできる仕事は、IT系を中心にどんどん広がっています。自分のスキルや経験、そして今後身につけたいスキルと照らし合わせて、最適な職種を見つけてください。まずは「始めやすい職種」から一歩を踏み出すことが大切です。



