「リモートワークしたいけど、フリーランスや派遣は不安…」「正社員のまま在宅で働ける会社ってどうやって見つけるの?」と思っていませんか。リモートワークの働き方は多様ですが、社会保険や福利厚生が充実した正社員でフルリモートを実現するのが最も安定したルートです。
リモートワーク正社員の求人は、探す場所と探し方次第で見つかる数が大きく変わります。普通の転職サイトだとリモート求人が埋もれてしまうため、効率的な探し方を知っておくことが重要です。
この記事では、リモートワーク正社員の求人の探し方、求人が多い業界・職種、転職を成功させるためのポイントを詳しく解説します。フルリモートで安定した働き方を実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

リモートワーク正社員の求人が多い業界・職種
すべての業界・職種でリモートワーク正社員の求人があるわけではありません。現状、求人が多いのは以下の業界・職種です。
| 業界 | リモート正社員の多さ | 代表的な職種 |
|---|---|---|
| IT・Web | 非常に多い | エンジニア(エンジニア求人の探し方参照)、デザイナー、PM |
| SaaS | 非常に多い | カスタマーサクセス、インサイドセールス、エンジニア |
| 人材 | 多い | キャリアアドバイザー、法人営業 |
| コンサルティング | 多い | ITコンサルタント、経営コンサルタント |
| マーケティング | 多い | デジタルマーケター、SEO、広告運用 |
| 金融(FinTech) | やや多い | エンジニア、データアナリスト |
| 製造業 | 少ない | 一部の管理部門のみ |
| 小売・飲食 | 非常に少ない | 本社の管理部門のみ |
IT・Web業界とSaaS企業は、リモートワーク正社員の求人がかなり多いです。この2つの業界だけでリモートワーク正社員求人の大半を占めています。異業界からの転職を考えている方は、IT・Web業界への転身を検討するのも一つの選択肢です。
リモートワーク正社員の求人が見つかるサービス
リモートワーク特化型サービス
Reworker
リモートワーク・フレックスなど柔軟な働き方ができる求人だけを集めた転職サイトです。掲載求人がすべてリモートワーク対応なので、絞り込みの手間がありません。正社員の求人も多数掲載されています。
ReWorks
フルリモート求人に特化したサービスで、正社員・契約社員・業務委託と幅広い雇用形態の求人があります。無料のキャリア相談も実施しているので、初めてのリモートワーク転職でも安心です。
大手転職エージェント
doda
dodaは業界最大級の求人数を持つ転職エージェントで、「在宅勤務」「リモートワーク」の条件で数千件以上の正社員求人が見つかります。キャリアアドバイザーに「フルリモート正社員希望」と伝えれば、非公開求人も含めて紹介してもらえます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは非公開求人の保有数が業界最多級です。リモートワーク可能な正社員求人も多数保有しており、年収交渉や面接対策のサポートも充実しています。
ビズリーチ
年収600万円以上のハイクラス求人に特化したサービスです。リモートワーク可能な管理職やスペシャリスト向けの正社員求人を探している方に向いています。企業から直接スカウトが届くのが特徴です。

「フルリモート正社員」を見極めるチェックリスト
求人票に「リモートワーク可」と書いてあっても、実際の運用はさまざまです。以下の項目を面接で必ず確認してください。
| 確認項目 | 確認すべき理由 |
|---|---|
| フルリモートか、ハイブリッドか | 「リモート可」が週1〜2回しか在宅できない場合がある |
| 出社の頻度と条件 | 月1回のオフサイト、四半期に1回の全社ミーティングなど |
| 居住地の制限 | 「首都圏在住限定」「全国OK」など企業によって異なる |
| リモートワーク手当の有無 | 通信費・電気代の補助があるか |
| 評価制度 | リモートワーカーが不利にならない評価基準か |
| リモート制度の導入時期 | 長年運用している企業のほうが制度が成熟している |
| チームのリモート率 | 自分だけがリモートだと疎外感がある可能性 |
- 「フルリモート可」でも入社直後の1〜3ヶ月は出社が必要なケースが多いです
- リモートワーク制度を「お試し期間」として導入している企業は、将来的に出社に戻る可能性があります
- 制度として明文化されているか(就業規則に記載があるか)を確認しましょう
リモートワーク正社員の年収相場
| 職種 | 年収レンジ | 備考 |
|---|---|---|
| Webエンジニア | 450〜900万円 | 経験年数・技術スタックで幅が大きい |
| インサイドセールス | 350〜600万円 | インセンティブで年収が変動 |
| カスタマーサクセス | 400〜650万円 | SaaS企業で求人が多い |
| デジタルマーケター | 400〜700万円 | 広告運用・SEOの専門性で年収が変わる |
| 経理・人事 | 350〜550万円 | 管理部門のリモート正社員 |
| Webデザイナー | 350〜600万円 | UI/UXデザイナーは上限が高い |
リモートワーク正社員だからといって、年収が下がるわけではありません。むしろIT・SaaS業界のリモートワーク求人は年収水準が高い傾向にあります。通勤時間がゼロになることを考えると、実質的な時給はかなり上がります。

未経験からの転職については以下の記事で紹介しています。

リモートワーク正社員の転職を成功させるポイント
「なぜリモートワークがしたいのか」を明確にする
面接で「なぜリモートワーク希望なの?」と聞かれたときに、「通勤が嫌だから」だけでは印象が良くありません。「リモートワークで集中できる環境を確保し、生産性を上げたい」「通勤時間を自己学習に充てたい」など、前向きな理由を言語化しておきましょう。
自走力・成果主義の姿勢をアピールする
リモートワーク正社員を採用する企業が最も重視するのは「放っておいても成果を出せる人かどうか」です。過去の業務で自主的に課題を発見し、解決に動いた経験を具体的に話せるようにしておきましょう。
オンライン面接の準備を万全にする
リモートワーク求人の面接はオンラインで行われることがほとんどです。背景の整理、カメラ目線の練習、音声環境の確認など、オンライン面接の場で「この人はリモートワークに慣れている」と思わせることが大事です。
転職エージェントを活用する
リモートワーク正社員の求人は非公開求人として扱われるケースが多いです。転職エージェントに登録して「フルリモート正社員限定」と条件を伝えれば、表に出ていない求人を紹介してもらえる可能性があります。
リモートワーク正社員のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 通勤時間ゼロ | 自己管理が求められる |
| 社会保険・福利厚生が充実 | 同僚とのコミュニケーションが希薄になりがち |
| 安定した収入 | オンとオフの切り替えが難しい |
| 住む場所の選択肢が広がる | 昇進・評価で不利になるリスク(企業による) |
| 集中しやすい環境で生産性アップ | 孤独感を感じやすい |
デメリットへの対処法として、オンとオフの切り替えには「始業・終業のルーティンを作る」、孤独感には「オンラインでの雑談タイムを設ける」、コミュニケーション不足には「テキストでの報連相を意識的に増やす」といった対策が有効です。 在宅勤務の環境づくりについては以下の記事も参考にしてみてください。



よくある質問(FAQ)
Q. リモートワーク正社員は副業OKの企業が多い?
A. IT・Web業界のリモートワーク企業は副業OKの割合が高い傾向にあります。ただし、企業ごとに規定が異なるため、入社前に確認してください。副業OKでも「競合他社への関与禁止」などの条件がある場合が多いです。
Q. 地方に引っ越してフルリモートで東京の会社に勤めることはできる?
A. フルリモート制度がある企業であれば可能です。ただし、住民税の手続きや交通費精算のルール、出社が必要になった場合の対応など、事前に確認すべき点があります。
Q. リモートワーク正社員の求人は増えている?減っている?
A. IT・Web・SaaS業界ではコロナ以降に定着し、引き続き増加傾向にあります。一方で、一部の大企業では「オフィス回帰」の動きもあるため、業界・企業によって状況は異なります。
Q. 正社員とフリーランス、どちらがリモートワークしやすい?
A. リモートワークの「しやすさ」ではフリーランスが上ですが、安定性や福利厚生を考えると正社員のほうがトータルでは有利です。両方の良さを享受したいなら、正社員+副業の組み合わせも検討してみてください。
Q. 面接で「リモートワーク希望」と伝えると不利になる?
A. リモートワーク制度がある企業であれば不利にはなりません。むしろ「この制度を活用して生産性高く働きたい」と伝えることで、好印象を与えられます。リモートワーク制度のない企業に対しては、あまり強く主張しないほうが無難です。
Q. リモートワーク正社員でも異動や転勤はある?
A. フルリモート前提で採用された場合、転勤はないのが一般的です。ただし、雇用契約書に転勤条項が含まれていないか確認してください。部署異動に伴って出社が必要になるリスクもゼロではありません。
まとめ:リモートワーク正社員は「探し方」と「見極め方」で決まる
- IT・Web・SaaS業界がリモートワーク正社員求人の中心
- リモート特化型サイト+大手転職エージェントの併用が最も効率的
- 「リモートワーク可」の定義は企業ごとに異なるため、面接で必ず詳細を確認する
- 自走力・成果主義の姿勢が選考で最も重視される
- 年収はリモートだから下がるとは限らない。むしろ通勤時間を考えると実質的にプラス
リモートワーク正社員の求人は、正しい場所で正しく探せば見つかります。まずはリモートワーク特化型の転職サイトで求人の全体像をつかみ、並行して大手エージェントにも登録して非公開求人にアクセスしてみてください。理想の働き方は、行動した人から手に入ります。



